会主のお言葉

沖縄合気会 会主 山口 巖(やまぐち いわお)

 合気道とは、万和合の力なりと開祖 植芝盛平翁は達観した。
武の表現を用い、合気、愛気、和道を求める合気道とは何か。
これが我々のもとめる稽古、修行道であり、それは人間探求人の道である。
対立的戦う人から戦わない和の人づくりを求めているのが合気道の根源であり、クオリティー、グレードの高さなのだ。
人類の歴史、そして今日現在どこを向いても対立があり、争いがあり、スポーツも含め競争をする。
勝つか負けるかの相対的価値観の中で、形と技術を身につける。
果たして人間としての哲学、道、精神性、人間性の理合いとしてそこにどのような価値があるのだろうか。
つまり道具は機能役割り意味を知って成果を出す。
それと同じく人間を知ることにおいて幸も不幸も、出来るできないもついてくる。
和とは互いの理解であり、心身のハーモニーだ。和とは自然だ。
合気道は自然体を求め、心身の境地の開きの中に、理合いと智恵を導き出し合気道として表現できることだ。

財団法人合気会公認沖縄合気会 会主 山口巖